光触媒は、光を吸収して触媒作用(化学反応の促進)を示す物質の総称です。
代表的な光触媒の材料には酸化チタン(TiO2)があり、その結晶構造の中でも、アナターゼ型と呼ばれる結晶の光触媒機能が高いといわれています。
酸化チタンが太陽光や蛍光灯の光をエネルギーにし、有機有害物質(汚れ)や細菌を分解してくれます。
大気、水質、土壌の浄化から、抗菌、除菌、防汚、セルフクリーニングなどに利用することが可能です。
環境問題を中心とした身の回りの様々な局面で利用されています。
光触媒の効果は大気、水質、土壌の浄化から、抗菌、除菌、防汚、セルフクリーニングと言われています。
その中でもセルフクリーニングは他の塗料には決して真似することができない効果です。
外壁は常に外気と日差しにさらされているため、当然汚れや、カビ、コケが付着します。
それでも、太陽の光が当たることでそれらをすべて分解してくれるのです。
さらにもう一つの特徴である水を分子レベルで壁面に並べる『超親水性』と呼ばれる効果があります。
この超親水性のちからで雨水が分解された汚れと壁面の間に入り洗い流してくれるのです。
セルフクリーニング、その名の通り自動洗浄でお手入れも手間いらずです。
耐久性がのびる、大切な工程です。
光触媒の施工において下地処理は非常に大切な工程です。
通常の外壁塗装であれば高圧洗浄機で水のみで洗浄を行います。
光触媒を施工する場合、古い塗膜だけでなく、細菌類も確実に除去を行います。
それから通常の高圧洗浄(水のみ)も行いますので、念入りに下地調整を行っています。
これが耐久性をさらに引き上げることになります。
塗料の密着力を高める効果があり、結果的に耐久性も上がることになります。
一般的な戸建て一軒でテニスコート約4面分の緑地と同じ空気清浄効果があります。
光触媒をコーティングした外壁に太陽の光が当たることで発生する活性酸素が、空気中に含まれる窒素酸化物を酸化させ大気中から除去してしまうのです。
窒素酸化物とは車の排気ガスや工場からの排煙に含まれており、酸性雨や光化学スモッグの原因となるものです。
この戸建て一軒の空気清浄効果は12台の乗用車が一日に発生させる排気ガスに相当します。
お家をキレイに保つ、さらに空気までキレイにしてしまう光触媒、環境にやさしい塗料です。